2014年11月25日

KISARAGI

朝晩の冷え込みが厳しくなり、毎朝布団から出るのが辛い
コーディネータの鈴木です。
そんな辛い季節でもありますが、この時期の夕焼けと夜空は綺麗で
ふと空を見上げると癒されます。

さて、先日ニュースで取り上げられた、
グッドデザイン賞の中でダイニングチェア「KISARAGI」という
世界初の杉圧縮柾目材を活用したダイニングチェアが
金賞を受賞したと知り、今回はその話題についてお話します。

2014.11.24ISkisaragi one

2014.11.24ISkisaragi two
 
杉を利用した椅子はいろいろありますが、
杉は特徴として柔らかく、伸縮性のある材種のため
椅子として作る際は強度を上げるために、
椅子の脚を太めに加工したり、厚くしたり、
なかなかスタイリッシュでシャープなフォルムにするのは難しいのです。

そんな杉材なのに、強度もあり、加工もできる
杉圧縮柾目材を飛弾産業株式会社が開発。
軽くて丈夫、かつ、シャープな曲線加工も可能な、
杉の材質を活かしたダイニングチェアが生み出されました。

飛弾産業株式会社 ご参考にクリックしてみてください。

杉圧縮柾目材とは、木材を均一に加圧プレスして強度を増す
高圧水蒸気圧縮成形技術を用いてできた材です。
この技術をつかえば、杉のデメリットをカバーしながら
幅広いデザインの家具の製作が可能となります。

杉は日本の固有種であり、この杉圧縮柾目材をつかうことで
杉ならではの質感や木目を活かした家具がもっと世に広まると同時に、
日本の高い技術や高い品質も知っていただけることになると思います。

私たちも県産材や環境に配慮した材を用いて設計し、
ご提案する中で、このような日本固有の杉と、
日本人が生み出した技術を用いた家具の提案も
プラスアルファで紹介していければ一層魅力ある空間が
出来上がるように思いました。

機会があれば、このダイニングチェアに実際に触れて
日本の技術を肌で体感したいです。


コーディネータ課 鈴木

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2014年11月18日

冬支度2

こんにちは、コーディネーターの上田です。
気持ちのいい天気が続いていますね。
家の中から一歩外へ出ると想像よりもずっと寒くて
心の準備をしていても驚くことがあります。
空気をあたためる太陽の力、本当に偉大ですね。

先日、打合せ中のお客様と薪ストーブ屋さんへいってきました。

2014.11.17IIUmakisuto-buyasann

エアコンやファンヒーターが熱を放出して空気を暖めるのに対し、
薪ストーブは壁面や家具を暖め、
その暖められた箇所から熱が放出されるため
自然な暖かさを感じられるそうです。
輻射熱という、これは太陽の自然な暖かさと同じものとのこと。

家具や壁だけでなく、身体が内側まで温まるため、
部屋の換気を行ってもエアコンなどと比較して、
暖かさも持続するそうです。

設置費用は安くはありませんし、
メンテナンスも必要なものですので、
簡単に設置という訳にはいかないかも知れませんが、
火を身近に感じられる暮らしがあれば、
冬も楽しみになりそうですね。

お打ち合わせをしているお宅は春に完成予定ですので
今年の冬の使用には間に合いませんが、
今から来年の冬が楽しみとなりそうです。

2014.11.17IIUmakisuto-bu

コーディネーター課 上田

上田ブログ:冬支度1はこちら。ご興味ありましたらクリックしてみてください。


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2014年11月11日

続)北欧

立冬も過ぎ、冬支度がはじまる本格的な秋の季節になりましたね。
師走の12月は1年の終わり、新しい年を迎える準備で忙しい
というのが当たり前でしたが、最近は11月に入るとすぐに
世間的にはクリスマスやお正月商戦が始まり、
気持ち的に忙しなくなって来てしまいませんか?
もう少し、今ある秋をちゃんと楽しみたいものです。

20141110RAentrance

弊社ショールームのエントランスです。
事務の中村さんが設えてくれました。
ショールームでは無垢材の良さを実感していただくためにも、
靴を脱いで上がっていただくのですが、
ちょっと立ち止まらないとならない空間でも
何気無く季節を感じる『オモテナシ』をさせていただいております。

今年の紅葉は一段と美しいそうですね。
昨年訪れたフィンランドでは、晩秋を堪能してきました。
一番の思い出は、森に出かけたことです。
ヘルシンキから日帰りで行かれるハイキングに出かけました。
実は旅行会社に頼んでいたはずのオプショナルツアーが
ミスアレンジで現地で行かれないということが発覚し、
急遽、作戦変更でヌークシオ国立公園という湖のある
癒しの森へ行って来ました。

20141110RAnationalpark 20141110RAnationalpark (1)

20141110RAnationalpark (2) 20141110RAnationalpark (3)

20141110RAnationalpark(4)
 
全く下調べなく、地図とスーパーで買ったランチだけを持って、
自力でトラムや鉄道、そしてバスを乗り継ぎ、
降りたバス停から湖までは徒歩で
思いっきり赤松やもみの木の針葉樹林の森林浴を堪能しました。

20141110RAhouse
 
途中、こんなかわいいおうちがあったり、

20141110RAkinoko
 
こんなかわいいキノコがあったり。
この時期はキノコ狩りで来るフィンランド人も多いようで、
老若男女問わず、やなぎのバスケットを持って森に入っていました。

20141110RArake 20141110RArake (1)

20141110RArake (2) 20141110RArake (3)

ようやく着いた湖では、
あまりの美しさに言葉が見つかりませんでした。
ランチを広げると、すぐ近くまで鴨が来ましたが、
攻撃されることはありませんでした(汗)

20141110RAhaltia (1) 20141110RAhaltia (2)

20141110RAhaltia (3) 20141110RAhaltia
 
行きのバスで偶然声をかけて頂いた現地の日本人ガイドさんが、
湖の帰りに行って見るといいと勧めてくださった環境保全のため
新しくできた施設 『HALTIA

フィンランドの公共建築物としては初めての全面木造建築だそうです。
フィンランドの方々が、どれだけ森を大事にしてきたか、
少しだけ感じ取れたような気がします。

ブームだけではなく本当に日本人が素敵だと思う
暮らしをつくっているフィンランドの暮らしぶりが少しでも覗けたらと、
街や郊外を散歩もしました。 


20141110RAkurasi

20141110RAkurasi2

20141110kurasi3

街並みを配慮した色合いの外観や、行きかう人たちを
楽しませてくれるかのような窓辺の照明やオーナメント。
ちょっとした工夫が日々の暮らしを豊かに美しく見せてくれます。

現地の方の話ですと、日本人とフィンランド人は
国民性がとてもよく似ているとおっしゃっていました。
ちょっと恥ずかしがり屋さんだったり、
忍耐強く礼儀を重んじることだったりとか。

『sisu』という言葉があり、
フィンランドの方の国民性を象徴するような言葉だそうです。
意味としては『忍耐』とか『根性』とか。
これは英語では訳しづらい特有な言葉だそうですが、
日本ではそのまま単語として成り立っています。
言葉の意味とは違いますが、
木を大事にし手仕事を大事にしてきた歴史は
似ているものがあるんだと実感しました。
木や森を大事にした暮らしを育んできたということもそうかと思います。
そして自然とそれを暮らしの中に取り入れるセンスはやはり勉強になりました。

さて、今年は忙しく紅葉狩りには行かれそうにないので、
街路樹や通りすがりの紅葉を楽しんでいます。

20141110RAumemodoki
 
自宅の窓辺にも、近所のお花屋さんに出回り始めたウメモドキを飾り、
わずかばかりの秋を。

20141110RAkimokawa
 
それから、これ、最近購入した花器です。
いわゆる『きもかわいい』ではないですか?!
埼玉の作家さんの作品だそうですが、
なんとなく家を守ってくれそうという
無理矢理な理由をつけ衝動買いをしてしまいました。
早速庭のペチュニアを活けてみると、、、頭に花の咲いたクールな鳥に。
キッチンの窓辺に飾っていますが、忙しく立っているキッチンでも
ふとこの子を見ると『しょーもない』って思わず笑ってしまいます。

毎日忙しく、なかなかお出かけできなくても、
日常のなんてことない時間がとても心地よく感じる、
そんな生活ができる住まいを作りたいと思っています。

安全や丈夫さはもちろん、ちょっとした動線や収納の工夫、
温もりを感じる柔らかな素材、そしてそこかしこに居心地の良い場所を作る。
家で過ごす時間の愛おしさを感じていただけるような住まい。
私たちが提案する『優しい暮らし』ができる住まいになるように
これからも勉強して秘めたる熱い思いで私たちは『住まい』をつくる努力を
続けて行きたいと思います。


コーディネーター課 安藤


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