2012年05月15日

勉強会

今年は例年に比べて雨の日が多いのでしょうか?
はっきりしない天候が続きますね。
もう時期始まる、梅雨。
お施主様より今まで生活環境の悩みとして、
ご相談頻度第2位の湿気!
その季節がやってきます。
(あくまで私がお会いしたお客様の中でのことです。
ちなみに1位は冬の寒さ、3位は収納です。)

突然です が、こちらなんだか分かりますか?
岩みたいな珪藻土の原石。
珪藻土の原石です。
吸放湿効果がある。と、最近では広く知られる珪藻土。
私たちもおすすめの仕上げ材のひとつとして、
ご提案させていただいています。
先日、そんな珪藻土についての知識を深めるため、
珪藻土業者さんを講師に招き、社内で勉強会を行いました。
真剣に勉強中です。


珪藻土は、太古の植物性プランクトン(珪藻)が、長年にわたり
海底や湖底に堆積して化石化した天然の鉱物です。
昔から火に強い土として、七輪、コンロ、耐火断熱レンガなどの
原料に使用されてきました。
実は珪藻土にも色いろ種類があり、珪藻土を構成する穴(孔)の
大きさにより、用途が分かれます。

一番上の写真右側の柔らかそうに見える珪藻土は
穴が大きく、七輪などに使われます。
左側は壁などに使用する左官材料となる珪藻土です。
七輪向けの珪藻土よりも、重そうな感じがしませんか?
実際に重いのですが、
重い密度が濃い穴が小さい表面積が大きい吸放湿性能が高い
ことだそうです。

密度が濃く、穴が小さければ良いのか。
と言うと、そうでもないそうです。
逆に小さすぎると、今度はたくさん吸湿してはくれますが、
吐き出すことができないそうです。
木炭や炭がこれにあたるそうです。
冷蔵庫や下足入れに吸湿・消臭材として
使用している方もいるかもしれませんが、
機能に期限がありますので御注意下さい。
臭いの成分は空気中の湿気に溶けて漂っています。
いわば臭いは湿気とセット。
そのため吸湿効果が高い=消臭効果が高い
ということになります。
…放湿時に吸収した臭いも出てくるのか確認したところ、
それは大丈夫だそうです。ご安心下さい。

但し、珪藻土も私たちが扱う他の自然素材と同様”生き物“です。
湿度が75%にもなる梅雨の最中は、除湿。
逆に乾燥する時期は加湿。
といった暮らしの中での配慮が必要となります。
湿気を集めやすい分、溜まりすぎるとカビも発生しやすい
というリスクもありますが、左官材料のもつ風合いは、
それ以上に魅力があります。
豊かな質感は、珪藻土ならではのものです。
視覚からも、生活を豊かにしてくれます。

珪藻土だけでなく、そういった素材の持つ両端の特徴を
とらえることが大事で、こういった勉強会を行なっています。
素材の効果を最大に活かせるようなご提案をしていきたいです。

珪藻土の施工事例

落ち着く空間に。


コーディネーター課 上田

posted by coordinator at 09:38| Ueda

2012年05月08日

本の居場所

こんにちは。
すっかり新緑も眩しく陽気も良くなって、過ごしやすい季節となりました。
それにしても、この春も台風のような大変激しい雨風。
ゴールデンウィーク中も日本列島を縦断する激しい嵐がありましたね。
最終日は北関東で大変大きな竜巻がありました。
テレビの映像は、信じがたい光景でした。
日本でこんな大きな竜巻が、民家が立ち並ぶあたりを襲うとは
本当に脅威です。
先日の岡村さんのブログにあった、
まさにシェルターに逃げ込むしかないかもしれません。
このところの極端な天候変動には、環境問題のこと
そして基本的な住まいについてつくづく考えさせられます。

さて、今年に入って、コーディネーターとして
2人のスタッフが新たに加わりました。
1月に岡村さん、この4月からは新社会人ほやほやの鈴木さん。
二人ともとても笑顔が素敵で、このお仕事にとても情熱を持っていて、
ブログも見事!
たくさん勉強をされてきた二人です。
これからの活躍を期待しています!
入社10年目の私も、
そのフレッシュな二人に学ばさせていただくことが多く感じます。

そこで!!!私も負けじと勉強せねば!!!
思い立って、本屋さんへ。
都内に新しく建築やインテリアの本がたくさんある施設ができたと
聞きつけ、行ってきました!

写真1.
(昨年末新しくできたとか、、、)

カフェレストランも併設されていて、本選びに疲れたらちょっと一休み。
 ここはいい!1日居ても飽きません。
写真1


リビングに仮置きの本や雑誌たち(汗)
本や雑誌たち
読みかけのもの、または繰り返し読みたい本や雑誌はだいたいここへ。
このうちの4冊ほどが今回ゴールデンウィーク中に購入した本。
大人買いです。数冊はお借りしている本、、、。あらやだ、、、、(汗)。

図書館で借りて済ますことも、もちろんアリなのですが、
建築やインテリアの本は、割と何度も何度もページを広げ、
読み返したり見返したり。
それも忘れた頃に、あ!そういえばこんなことが書いてあった!
こんな事例があった!どんなおさまりになってたかな?
あれ?どの本だっけ?
と。
だから手元に置いておきたいのです。
何度も開いているページは製本された糸が解けている状態。
知らぬまに落丁。
やっぱりよく見る本は何年たっても、このリビングの仮置き場に。

我が家は、まとまった本棚は納戸の一角と子供部屋にしかなく、
納戸の本棚は本当に古い学生時代からの文庫本や
今は読めない洋書などで埋め尽くされているため、
建築やインテリアに関連する本は子供部屋に
置かせてもらっている始末。
小さい頃の絵本や今読みあさっている漫画本、
息子が大好きなレゴブリック作品たちの合間を
間借りしている状態でしたが、
今や量が増え建築本が優勢になりかけています。

でも、なかなかここへ来てしまった本たちを
手軽に手に取るという行為は少なく、
掃除しているときや子供を無理矢理勉強机に座らせ、
それを見張っているときに、目にする程度。
ここにもたくさんの意匠やデザインのヒントが宝のようにあるはず。

なので、やっぱり普段いる場所にこの宝たちを置くべきです。
本当は仮置き場にほとんどの本を持ってきたい。
しかし、もう我が家の仮置き場は定員オーバー。
対策が急務です。

葉山:S様邸
階段途中の本棚
(階段途中に設けられた本棚。最初に並んだ本は
 『サザエさん全巻』だったそうです。素敵です。)


横浜: I 様邸
廊下途中のブックスタンド
(廊下途中に設けたブックスタンド)


横浜:W様邸
階段途中の本棚2
(階段途中に設けられた本棚。無駄がありません。)


納戸の中や個室に本では、そこへ行く機会が少ないため、
本の存在すら管理しきれません。
廊下や階段等は、必ず通る場所ですし
通れば何気なく本の背表紙が目に入ってきます。
手に取り易い場所ですね。

ちょうど何気なく手に取った本や雑誌から、
私たちの創造する住まいへのアイデアやヒントを見つけます。
こうしたヒントを基に、その住まい独自の空間になじみ生かされるよう、
さらにさらに創造します。
もっともっと自分の知識や引出の中身を増やせるよう、
本は取り出しやすい場所に置くことを考えなくては。

さて、本の置き場はさて置き、
読みかけの本を読み終えなくてはなりません。
まずはお借りしている本から、、、。


コーディネーター課  安藤

posted by coordinator at 13:08| Andou

2012年05月01日

Q.O.L

こんにちは。事務の中村です。
ゴールデンウィーク中ということで楽しくお出かけされている方や
これからのお出かけにワクワクされている方もいらっしゃると思います。
お盆休みや年末年始休みに比べ、気候も良く花に団子に
お出かけに最適な季節ですね。
我が家の庭にもたくさんの芽吹きがありました。
黄水仙 水仙
牡丹 柴桜
narukoran 木香薔薇
蕗 多肉植物
そんな良い季節なのにひどい頭痛に悩まされ続け、
もう1ヶ月以上経ってしまいます。
春でいろいろと芽吹くなか、頭痛が芽吹かなくてもいいのにさ。
こうなって、本当に健康で毎日が過ごせると言う事が
とてもありがたいことだと思い知ります。
この頭痛と先日の桜井さんのブログふつうのこと
以前2年ほど病気療養した頃のことを思い出しました。

健康なときは誰でも気付かないものですが、
ふつうの生活ができるということが、
とても貴重なことだと言うこと。
病気だけでなく、災害で家をなくしたり、ご家族を亡くされたり、
様々な事由でカラダやココロそしてライフワーク自体のケアが
必要なとき、福祉や医療の世界で日常的に使う言葉
Q.O.L (クオリティ・オブ・ライフ)
その人にとっての生活の質や人としての尊厳を守ること。

病気でなくとも誰でも歳を重ね、カラダが動かないようになります。
カラダが動かなくたって、それで働くことができなくたって、
それでも、社会から阻害されることなく
人としての人格は守られなければなりません。

Q.O.Lの意味するところは幅広くこうであればOKではなく、
“その人なりの生活の質”というところ。
いままでこうだったけど、不自由になったからこのくらいでしょうがない。
ではなく、その人なりの生活の質の向上を確認する言葉。
なので、ほかの人がOKをだしても、
その人が納得するOKでなくてはならないのです。

病気になると外に出たくても病院や家のベットの上で
多くの時間を過ごさなければなりません。
本を読みたくてもカラダが痛くて読めず、
テレビだって観たくてもテレビの方にむくことが困難。
見える範囲のモノや景色を楽しみとするような毎日です。

そんななかでの生活の質。
植物的に過ごすのではなく、人間らしく暮らせるように、
そして楽しいと思うこと、触れたいと思うものに
トライできるようにケアすることが大事なんですね。

だからこそ、お家のなかでの自室、浴室、洗面、トイレ間の移動、
過ごし方について、そして生きがいとするもの、趣味などと
望まれる生活を“サポートする側”は伺うのです。

Q.O.Lをよく知ることは、お家を創る分野でもとても大事なこと。
その方の暮らし方により、どんなお家がその方にとって、
良い家かが決まってくるのですもんね。
(ヒアリングシートでこういうことを伺ってます)

私のお家は、建築に詳しくない祖父が友達工務店と
どこかの設計士にまかせて発注したもので祖父も含め
家族の意見は聞かれもせずにできあがったもの。
びっくりしますよ今の時代なら。。。
スキップフロアなので車椅子生活の際はとっても大変でした。
1F
私だけでなく、祖父も祖母も父もカラダが悪くなってからは
大変苦労をしました。階段階段また階段。
写真の右に行っても、左に行っても階段。
自分も大変だけど、介護する方はもっと大変。
おんぶして移動しなくちゃならないのですから。
父が倒れ、回復期になってからのヒアリングでは、
祖父母の介護から学んだ結果を活かし、
自室までの5段の階段をひとりで昇降できるまで
回復してから退院というのが、
父を含め私たち家族の要望と提出しました。
おかげで、家族が腰を痛めたり、介護で自分の時間がなくなったり
と二次災害に見舞われず過ごすことができています。
こういうことがQOLのヒアリングから引き出され
家族の幸せに繋がるのですね。
やっかいな家ですが、回復に向かいリハビリの段階では
5段くらいの階段は、ちょうど良いリハ道具となりました。
なにが役に立つかは、その時が来るまで分からないものです。
でも、できればやっかいじゃないことが望ましいです。

桜井さんがおっしゃったとおり、見ためも大事ですが、
それだけでなく、暮らしが楽に楽しめることがいちばん。
掃除が楽、収納がたくさんでボロ隠しがすぐできる、
冬あたたかく夏涼しい、歳をとっても楽チンな生活ができる。
地震大国で近々大きな地震の恐れのある私たちの国では、
単に老後の未来を考えたバリアフリーなどにすることだけでなく、
電気頼りの生活のなかで停電になっても生活ができるとか。
地震に強いとか。津波に強いとか。放射能や公害に強いとか。
岡村さんが言ってたようにシェルター付とか。
要望は果てなくでてきます。

ひとそれぞれ、いろいろな暮らし方と要望があるから、
いろいろなカタチの家ができるわけですよね。
初めからできたものから選ぶ場合も、ご家族なりのQOLを考えて
選びたいところですが、一般的な作りで括られたものは
どうしても他人の暮らし方です。

そんな時もリフォームすることなどにより、他人の暮らし方が
自分の暮らし方に近づき楽になり、家族を幸せするのだなぁと、
リフォーム後のお家を拝見するたびに思います。

事務所のデッキのブルーベリーも花をつけました。
清楚で可愛らしい花です。和みます。
事務所ブルーベーリー

総務事務 中村

posted by coordinator at 13:22| Nakamura

2012年04月24日

はじめまして

この度、4月から入社しました新入社員の鈴木香苗と申します。
これからよろしくお願いします。
今回初めてのブログということで、まずは自己紹介をさせていただきます。

出身は生まれも育ちも平塚で実家から通勤しています。
(じつは蓮実部長と自宅がご近所なんです。)
大学は新宿の甲州街道沿いにある文化女子大学
(現在:文化学園大学)に通っていました。
専攻はインテリアデザインコースで、
空間デザインをはじめ家具やインテリアファブリックについて学びました。

新宿に4年間、実家から毎日1時間半以上かけて通っていたので
電車の長距離での移動や満員電車は慣れたものです。
大学4年間は自営業の居酒屋でバイトをしていました。
そのせいか、たまにショールームでお茶を出す際、
癖で勢いよく「失礼しまーす!」と
接遇が居酒屋の店員さんのノリになってしまいます・・・。
決して生ビールは出てきません・・・。

趣味は旅行、おいしいご飯屋さんを探すこと、
写真を撮ること、ジムでランニングやウォーキング、
筋トレをすることなど趣味はたくさんあります。

小さい頃から絵を描いたり、作ったり細かい作業が好きだったので
洋服のリメイクやネイルアートも好きです。

特に写真は、大学に通っている頃、授業で住宅の内装、
街の風景、家具などを撮影するので常にカメラを持ち歩いていました。
始めは「授業だから」と思い写真を撮っていましたが、
だんだん写真を撮ることが楽しくなり、
気づけば授業以外でも自然に住宅をはじめ、
ビルの内装や外装、風景などを撮るようになりました。
このことがきっかけで住宅や商業空間に興味を持ち、
自分自身が素敵な空間を見つけたときの嬉しさと興奮を
提供できる仕事をしたいと思いました。

まさか、本当に自分が設計の仕事に携わることができるなんて
思ってもいなかったので、今でもびっくりしています。
まだまだ慣れないことばかりですが、
何事にも積極的に取り組んで頑張っていきたいと思います。

最後に、私が今まで行った場所で撮影した
お気に入りの風景を紹介したいと思います。

Hawaiiにて
hawaii1

hawaii2

Bali
bali1

bali2

鎌倉の夕日
kamakura1

横浜 山手の洋館にて
yokohama1


コーディネータ課 鈴木

posted by coordinator at 10:13| Suzuki

2012年04月17日

4月ですね

こんにちは。
桜も満開を向かえ、ようやく春らしいお天気が続くようになってきましたね。

春の陽射しがまぶしかったので友人に、
「まぶしいね〜!」とさわやかに言ったつもりが、
「まぶしい顔が、五木ひろし」と返されて少し心外だった、
コーディネーター岡村です。

先日TVを観ていたら、北朝鮮の核弾道ミサイルについて
ニュースが流れていました。
その中で、そういったミサイルや爆弾、テロなどから身を守るものとして
住宅における“シェルター”というものの位置づけについて
取り上げられていました。

日本では馴染みのないシェルター。
日本におけるシェルター普及率は0.02%とのことでした。
でも世界には、シェルター普及率100%の国があるそうです。
・ イスラエル
(まだまだ戦闘が続いているため)
・ スイス
(永世中立国ですが、銃所持率が世界第3位で、
 「自分の身は自分で守れ」という考えなのだそうです。)

TVに出ていたシェルターとは、
・壁・天井・床が鋼鉄製でできており
・スチールラックに数日間分の食料などが置いてある
・ 仕切りのないトイレが部屋の中にある
などなど、とても無機質でなんとも殺風景な空間でした。

もし今後シェルターが普及するようになれば・・・
日本ではどういったものになるのだろうかと考えてしまいました。

戦争よりも、天災の被害に耐えられるもの・・・?
ということは、
洪水や津波など、水に強く、
火事などの火にも強く、
台風などの雨にも風にも強いもの。

夏の猛暑や冬の寒波の際、
非難場所としても使用されたりする
というような目的も持つものになるのでしょうか・・・

ハウスメーカーから、
「おうちまるごとシェルターパック」
なんて商品が開発されたりして?などなど、
なんだかいろいろなことを考えてしまいました。

でもシェルターなんて必要のない、
平和な世の中が続いていくことを、
切に願っております。

最後に、
先週桜を見に鎌倉へ行ってきました。
鎌倉はまだ2回目です。
またお寺や神社めぐりをしに行ってみたいと思う、
情緒あふれる街でした。

満開でした。すでに新芽がでている木も。
桜満開でしたアップもう新芽が出ている木も

途中で新緑の中を散歩
新緑の中を散歩

水辺と桜
水辺と桜

水面に落ちた花びらもキレイ
水面に落ちた花びらもキレイ


コーディネーター課 岡村

posted by coordinator at 11:06| Okamura

2012年04月10日

躍動感のある空間

みなさんこんにちは。
日に日に暖かい日が増えてきましたが
花粉症の方には堪らない感じではないでしょうか。
私は花粉症ではないのですが、最近鼻水が止まらなく、
風邪なのかついに花粉症になってしまったのか
よくわからなくモヤモヤした気持ちで生活しています。
今回ばかりは風邪であってほしいと願ってしまいます。

そんな中、先日なかなか行くことのなかった日比谷へ出掛けました。
外観はこちら。
このオフィスビルです。

外観
外観

そして目的はこの中にあるこちら。

入口
入口 

こちらの劇場です。
1963年に完成したオフィスビルと劇場が共存している
こちらの建物の設計には5年の歳月がかけられたそうです。

中に入ると何だか歴史を感じるエントランスです。
幾何学模様の天井や大きなガラスタイル画、
そして赤いカーペットに螺旋階段。
ここはまだ外観の通り、昔からある懐かしい劇場といった感じが新鮮でした。

天井
天井

ガラス画
ガラス画

内観1
内観1

内観2
内観2

内観3
内観3

この時点で私のテンションはずいぶん上がっていましたが、
興奮してしまったのは劇場内です。

 劇場内
劇場内

外観・エントランス等とは全く別世界です。
角の部分が一切ない柔らかい形の劇場で、海辺のような、
まるで貝殻の中に入ってしまったような感覚になってしまいました。

ぱっと見も圧倒されてしまったのですが細かくみて見ると、
天井はキラキラと光り、その中に照明がすっぽりと隠れています。
なんとこのキラキラの正体はアコヤ貝。
約2万枚ものアコヤ貝が使われているそうです。
波打った天井に散りばめられたアコヤ貝は、
照明に近づくほど密に貼り込められており、
いろいろな表情を見せ、とても幻想的です。

劇場天井1
劇場天井1

劇場天井2
劇場天井2

後部座席部分に張ってあるタイルは音響効果を高めるため
微妙に変化を付けて貼ったそうです。
まるで木琴もようで劇場にぴったり。
とても素敵でした。すごい技術力です。

壁タイル
壁タイル

天井と壁の隙間にはコーブ照明。

照明1
照明1

照明2
照明2

舞台について語り合っている周りのお客さんを横目に、
舞台とは反対方向を向いて、壁や床を目をキラキラさせながら
触って写真を撮っていた私はかなり変な人に見えていたかもしれません。
多分見えていたでしょうね。

動きのある空間は嬉しい気持ちになりますね。
なかなか住宅には用いることはできないかもしれませんが、
いつか私が店舗などのお手伝いをさせていただける日が来たら
木琴のようなタイルは取り入れてみたいです。
職人さんに苦労かけてしまいそうですが。。。


コーディネーター課 澤柳

posted by coordinator at 10:54| Sawayanagi

2012年04月03日

眺望

下の写真、真っ暗で何も分からないですよね?

まっくら
まっくら
よく写真が下手だと言われてしまいますが、
撮る側の問題ではないはず・・・
よーく見ると、その中に小さな光が三点見えませんか?
今週はとてもきれいな三日月が見えました。
金星と三日月と木星が縦に並んで見えて、なんだか貴重な瞬間を
過ごしているようでワクワクさせてくれました。
うまく撮れないのは分かりながら、もしかしたらという期待を込めて
パチリと撮影してみました。
5月21日には金環日食と言われる日食の中でも貴重な機会があります。
月が太陽の前にすっぽりとおさまるように配置することで太陽の中心が隠れ、
太陽の光が金のリングのように見える現象のことのようです。
天体には詳しくないながらも、ひそかに楽しみにしている
兵頭が担当させてもらいます。

突然ですが、住まいに求めるものはなんですか??
家族との団欒、趣味の楽しみ、快適さ、機能性、
自分だけの独自性や個性など・・・
あげたらきりがないかと思いますが、
その中でも『眺望』というのは多くの人にとって、
高い位置にランクインするのではないかなと感じています。

私も幼い頃は、決して広くないマンション生活の中で、
バルコニーから見える景色だけは飽きず、
貴重な存在として感じながら過ごしていたのを覚えています。
たまに実家に帰る時は、意味もなくバルコニーで
景色を眺めるのが楽しみの一つです。

立地が良ければこしたことはないのですが、
それだけに依存せず、ちょっとした草花を眺めたり、
鳥や虫の訪れを眺めたり、太陽の満ち欠けや空を
眺められる空間ってなにものにも変えられないものですよね。

土地に恵まれているとは言えないお国柄。
少しでも外部を取り込む工夫には注力する必要があります。
地窓、天窓、ハイサイドライトなどの窓の配置や大きさで決まってきます。


昨年お引渡しさせていただいたお客様宅にて、
お住まいになられてからのお話を伺う機会がありました。

隣地のお宅の擁壁が近接した環境で、
寝室として利用される和室。
大きな開口がとれたとしても擁壁が
堂々と見えていると何か奥行感は感じにくいもの。
窓を低い位置と高い位置のみにし、
その他はものを飾って楽しむ壁としました。

窓の形状
窓の形状

その中で、こちらの写真には写っていないですが
足元に小さな花が咲いていたとのこと。
横になった時にちょっと季節を感じられる景色。
気持ち良いものですねぇ、
と改めて窓の配置の大事さに気付かされた時でした。


コーディネーター課 兵頭

posted by coordinator at 10:19| Hyoudou