今年は例年に比べて雨の日が多いのでしょうか?
はっきりしない天候が続きますね。
もう時期始まる、梅雨。
お施主様より今まで生活環境の悩みとして、
ご相談頻度第2位の湿気!
その季節がやってきます。
(あくまで私がお会いしたお客様の中でのことです。
ちなみに1位は冬の寒さ、3位は収納です。)
突然です が、こちらなんだか分かりますか?

珪藻土の原石です。
吸放湿効果がある。と、最近では広く知られる珪藻土。
私たちもおすすめの仕上げ材のひとつとして、
ご提案させていただいています。
先日、そんな珪藻土についての知識を深めるため、
珪藻土業者さんを講師に招き、社内で勉強会を行いました。

珪藻土は、太古の植物性プランクトン(珪藻)が、長年にわたり
海底や湖底に堆積して化石化した天然の鉱物です。
昔から火に強い土として、七輪、コンロ、耐火断熱レンガなどの
原料に使用されてきました。
実は珪藻土にも色いろ種類があり、珪藻土を構成する穴(孔)の
大きさにより、用途が分かれます。
一番上の写真右側の柔らかそうに見える珪藻土は
穴が大きく、七輪などに使われます。
左側は壁などに使用する左官材料となる珪藻土です。
七輪向けの珪藻土よりも、重そうな感じがしませんか?
実際に重いのですが、
重い⇒密度が濃い⇒穴が小さい⇒表面積が大きい⇒吸放湿性能が高い
ことだそうです。
密度が濃く、穴が小さければ良いのか。
と言うと、そうでもないそうです。
逆に小さすぎると、今度はたくさん吸湿してはくれますが、
吐き出すことができないそうです。
木炭や炭がこれにあたるそうです。
冷蔵庫や下足入れに吸湿・消臭材として
使用している方もいるかもしれませんが、
機能に期限がありますので御注意下さい。
臭いの成分は空気中の湿気に溶けて漂っています。
いわば臭いは湿気とセット。
そのため吸湿効果が高い=消臭効果が高い
ということになります。
…放湿時に吸収した臭いも出てくるのか確認したところ、
それは大丈夫だそうです。ご安心下さい。
但し、珪藻土も私たちが扱う他の自然素材と同様”生き物“です。
湿度が75%にもなる梅雨の最中は、除湿。
逆に乾燥する時期は加湿。
といった暮らしの中での配慮が必要となります。
湿気を集めやすい分、溜まりすぎるとカビも発生しやすい
というリスクもありますが、左官材料のもつ風合いは、
それ以上に魅力があります。
豊かな質感は、珪藻土ならではのものです。
視覚からも、生活を豊かにしてくれます。
珪藻土だけでなく、そういった素材の持つ両端の特徴を
とらえることが大事で、こういった勉強会を行なっています。
素材の効果を最大に活かせるようなご提案をしていきたいです。


コーディネーター課 上田





































